コウモリは世界で唯一の空を飛べるほ乳類
コウモリは鳥でもなく虫でもなく、我々人間と同じほ乳類です。
卵で生まれるのではなく、母親のお腹から生まれ、すぐに母親のミルクを飲んで育ちます。
ムササビ、モモンガ、ヒヨケザルも空を飛びますが、飛行ではなく滑空ですので、完全に空を飛行できる唯一のほ乳類はコウモリのみです。
日本でよく見かけるコウモリ

別名「イエコウモリ」と言われるとおり、家の中に住処をつくります。
アブラコウモリの特徴
- 夜行性
- 人間の住む建物の中に巣をつくる
- 蛾などの昆虫類を食べる
- 超音波を出す
- 目はあるが、ほとんど見えていない
コウモリの住み着く場所
- 家の屋根裏
- 倉庫
- 駐車場
- 蔵
- エアコンの中
- 雨戸の戸袋
- 瓦の下
- 換気口の隙間
- シャッターの中
コウモリの1年間の行動サイクル
春:受精
夏:出産(初夏)/外へ積極に飛び回る
秋:交尾
冬:冬眠
アブラコウモリ(イエコウモリ)の生態まとめ
分布 | 北海道道央部以北を除く日本全土 |
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営巣場所 | 家屋の屋根裏・天井裏、工場の屋根や鉄骨の隙間、陸橋の下、高速道路の橋脚の隙間等。 主に人為的に作られた空間を好みます。 |
体長 | 4~6cm |
体重 | 5~11g |
繁殖期 | 9~10月 |
出産 | 6~7月に2、3匹出産 |
寿命 | 3~5年 |